実家の子供部屋にいつまでも住み続ける独身女性を、「子供部屋おばさん」と呼びます。
2021年7月に、ガールズちゃんねるに「【こどおば】子供部屋おばさんの婚活」というトピックが立ち話題になりました。
それから約1年経った現在もガールズちゃんねるで「【こどおば】子供部屋おばさんの婚活 Part2」があり、今もなお注目されています。
子供部屋おばさんと聞くと、「親に依存している、自立出来ない人」という、あまり良くないイメージがあり結婚に向いてないと思われがちですが、本当でしょうか?
今回は、元・子供部屋おばさんの私が、子供部屋おばさんは結婚できるのか、経験談を含めまとめてみます!
子供部屋おばさん(こどおば)の何が悪い!
子供部屋おばさんとは?

子供部屋おばさんは、以下の女性を指すと言われています。
一般的には一人暮らしをしていてもおかしくない年齢まで実家暮らしを続けている女性
「おばさん」と言われているように、具体的には40歳以上になっても親元を離れていない人を指すことが多い。

え、ちょっと待って!
私も32歳で結婚するまで実家暮らしだったよ。
ということは、私は「こどおば」だったってこと?
実家暮らししてるってだけで、この言い方は嫌だな。
最近では、この子供部屋おばさんでも
- 実家に住み続けながら、家事全般は親まかせ
- 経済的な自立ができておらず、生活費や光熱費といったお金の知識が乏しい
- 親への依存が強い
以上の3つが当てはまる女性を「結婚に向いていない子供部屋おばさん」と言われるようです。
もし、この3つに当てはまっているのなら要注意かも!
結婚すると、どうしても家事・育児、お金の管理は女性が持つことが多いのが現実。
男性も最近は家事育児をするので分担すれば負担は減りますが、全くできないというのは避けたいところですね。
結婚したいと思うのなら、家事をする・家に毎月決まったお金を入れて経済感覚を養う、といったことをするといいですよ。



夫は、料理を作ることが好きで、ある程度掃除・洗濯といった家事ができます。周りを見ても”私(俺)できないから”と言っている夫婦はうまくいってないです。お互いの歩みよりも大事だし、苦手を補い合えると暮らしも楽になりますよ。
子供部屋おばさんって言わないで


一般的には一人暮らしをしていてもおかしくない年齢まで実家暮らしを続けている女性
「おばさん」と言われているように、具体的には40歳以上になっても親元を離れていない人を指すことが多い。
成人過ぎても実家で暮らし続けている女性でも、事情は様々です。
【実家に住んでるだけで精神的にも経済的にも自立している】
・実家に生活費を入れている
・家事を親と分担して行っている
・職場から実家が近いから住んでいるだけ
・貯金をするために実家に住んでいる
【病気があるので1人暮らしすることが不安】
・うつ病・精神疾患といった1人でいると不安や心配、強迫観念やパニックになるという人は実家にいる方が安全
・1人暮らしをしているときに、怖い思いをしてトラウマになったから実家に戻った
【実家に住んでると色々楽だから】
・親が全部してくれるし、実家を出て生活するメリットが見出せない
それぞれ事情があって実家暮らしをしているのです。
実家に住み続けている女性をひっくるめて「子供部屋おばさん」と言うのは、いかがなものかと思いますね。
ほんと、子供部屋おばさんの何が悪いんじゃい!と言いたい気持ちになりますね。
子供部屋おばさん(こどおば)は結婚できないの?【経験談】


いえいえ、そんなことはありません!
私は32歳まで実家に暮らしていた元・子ども部屋おばさんです。
でも、結婚したし子どもを育てていますよ。
だから、子供部屋おばさんであっても、結婚できます!
《私の場合》
1人暮らしの経験は4年ほど。
1人でも暮らせるが、寂しさや話し相手がいないことが性に合わないと思い実家に戻ると決め「結婚するまで実家に住む!」と宣言(笑)
実家では、毎月生活費を入れいていた(毎月5万円、ボーナス時は10万円)
洗濯・部屋の掃除をしてから出勤・月に数回は料理したり外食をご馳走することも。
家族が好きで居心地が良かったし、実家から職場に行くのも近いし、高い家賃を払って性に合わない1人暮らしをするメリットがなかった。
私の場合は親が「働いてるんだから生活費は入れなさい」「食べさせてもらって当たり前、掃除してもらって当たり前じゃないんだからね」ということは度々言ってました。
夫と付き合っている時は、「今日デートしてくるね〜」と言って出かけてました。
家族もいるので遅くなるなら家に連絡することや23時までには帰るよう心がけていましたね。
もう成人ですからね、親も干渉せず見守ってくれていました(笑)



結婚する際「生まれ育ったこの家からお嫁に行くって感慨深いよ」と涙ながらに言ってくれた母の姿が印象的でした。
結婚したいなら、結婚後の姿がイメージできるように生活していくことをお勧めします。
結婚する気がなくても働いているのなら生活費は入れましょう。
”親しき仲にも礼儀あり”です!


正直に話すと、私は経済感覚が緩くお金はあるだけ使う、家事だって料理は作っても「美味しくない」と言われるほどでした。
側からみれば《30過ぎてるのに自立してないお嬢さんね》《いつまで家にいるのかしら》《結婚の予定は?》なんて思われたり言われたりしましたけど、いらんお世話だと交わしていましたよ。
それに、結婚して子どもが生まれたら、ゆるゆるだった経済感覚も改めなくては、と家計簿をつける習慣がつき毎月の生活費の捻出や年間収入・年間支払額を計算しやりくりするといったことを身につけることができました。
料理だって、初めはおかず1品作るだけで時間はかかるし味のレパートリーだって質素なものでしたが、今では30分あれば3〜4品作ってお菓子やデザートも作れるようになりました。
何が言いたいかというと。
経済感覚がなくても家事ができなくても、やらなくてはならない環境になればやれるようになる!ということです。
だから、結婚できないという不安や心配は無用です!
まとめ
子供部屋おばさんについて、まとめてみました。
全く失礼なワードを作るものですね。。。
私の周りには、結構な数の子供部屋おばさんがいますが、それぞれキラキラと楽しそうに毎日を送っています。
卑屈になっている人はいないし、結婚で焦り出した人は生活を見直して婚活頑張っていますよ。
子供部屋おばさんだから…と思う必要はないと私は思います。
結婚し育児している私は、未だにリラックスしに実家に帰ってますよ。
実家は安心する場所なんですよね。
実家に住み続けて何が悪い!
子供部屋おばさんの何が悪い!←あ、2回目笑。
実家がある、家族がいる、それがどれだけ幸せなことなのか。
周りに感謝して生きていきましょう♪
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