2022年9月1日にさかなクンの半生を描いた映画『さかなのこ』が上映されます。
主人公をのんさん、その他、柳楽優弥さん・夏帆さん・磯村勇斗さん・岡山天音さん・三宅弘城さん・井川遥さんといった豪華キャストが共演ということで、早い時期から話題になっています。
6月9日には、原作者であるさかなクンとドランクドラゴンの鈴木拓さんも出演することが決まり、ますます期待が高まっています。
そんな中、再び注目を集めているのが、さかなクンを育てたお母様の言葉。
《さかなクンのお母さんの子育てにとても感銘を受けた》《行き詰まっていた育児に、さかなクンのお母さんの言葉を聞いて気持ちが軽くなった》など多くの人が、さかなクンの母親の名言とも言える言葉の数々を賞賛しています。
今回は、さかなクンの母親が、さかなクンや学校の先生に話していた言葉の数々をまとめていきます!
さかなクンについて
プロフィール

- 活動名:さかなクン
- 本名:宮沢 正之(みやざわ まさゆき)
- 生年月日:1975年8月6日
- 出身地:東京都葛飾区
- 家族構成:父(囲碁棋士の宮沢吾朗氏)・母・兄
- 研究機関:東京海洋大学
- 魚の生態や料理法についての豊富な知識で知られ、講演や著作活動などを中心に活動している
経歴
- 中学校3年生のときに学校で飼育していたカブトガニ19個体の人工孵化に成功し、新聞にも取り上げられた。
- 1993年、高校3年生の時にテレビ東京系のバラエティ番組『TVチャンピオン』の「第3回全国魚通選手権」で準優勝し、その後同番組で5連覇を達成し、殿堂入りを果たす。
- ペットショップや水族館、観賞魚販売店などで、アルバイトを継続しながら兼業イラストレーターとして活動を始める。
- 株式会社アナン・インターナショナル会長の目に留まり、水族館での絵の展示などをサポートしてもらえるようになった。それ以降、魚専門のサイエンスライターとしても活動している。
- 海に関する研究や啓蒙活動に貢献した「海洋立国推進功労者」として、2012年7月13日に内閣総理大臣賞を受賞した。
- 2015年3月18日に東京海洋大学から名誉博士の称号が授与され、都内で名誉博士称号授与式が行われた

私が初めてさかなクンを見たのが『TVチャンピオン』でした。
小さい頃から魚が大好きで魚の知識が豊富な人だな〜と思っていました。
多くのテレビ番組にで出るようになっても、魚への愛は変わらずイラストを描いたり魚を調理して一番美味しく頂ける方法を見つけたり、とにかく”好き”を大事にしている人という印象です。
さかなクンの母親の育て方


さかなクンのお母さんは、一般の方なのでプロフィールや詳細はありませんが、多くのエピソードがあります。
そのエピソードから人となりを推測してみたいと思います。
さて、さかなクンの”好き”を応援し続けたお母さんは、どんな人なのでしょか?
さかなクンのお母さんの人となりと育て方についてみてみましょう。
”小さい頃は、ゴミ収集車が大好きでずっと見ていたいさかなクンのためにお母さんはさかなクンを乗せてゴミ収集車を追いかけた”
”お母さんは世間の目を気にせずさかなクンの好きなことをひたすら応援していた”
▶︎子どもの興味・関心を大事にし、世間の目を気にしない意思の強い人
”小3で毎日一人で魚屋へ。だんだんと珍しい魚を見たくなって最終的には自転車で40分、そこから電車で2駅のところの魚屋へ行くようになった”
▶︎当時は心配をしたそう。でも、子どものしたいことを優先し1人で行かせたということから、子どもを心から信じれる愛のある人
”水族館に行くと、一つの水槽につき1時間ずつ見ていたので、水族館には朝から晩までずっといた。毎週水族館に連れていき、さかなクンの好きなようにさせていた”
▶︎子どもの好きに付き合える根気のある人であり、待つことのできる寛容さがある人
”さかなクンになんでも自由にやらせてあげるので、魚屋に魚を買いに行ったときの交渉などはさかなクン一人に任せていた。一人でやらせて口を出さないことで失敗を経験させる意図があった”
▶︎子どもを信じるからこそできる行動!温かく見守ることができる人
”どんどん魚が増えていき、小学6年生の頃には5水槽10本に50種を飼っていた。あまりにも大量に魚を飼っていたため、和室の畳が腐ってしまったが、そのときもお母さんは何も言わず、さらに魚の飼育を応援。”
▶︎子どもの生き生きとした表情や考え方を喜び、子どもを尊重できる人
さかなクンのお母さん人となりが見えた気がしますね。
とにかく、子どもの個性や考え方を尊重し、子どもの能力を信じきって応援できる!
できそうでできない。。。
私も日々子どもと接していますが、ついつい口出ししてしまうし、待ちきれなくてきつい言葉で急かしたりしてしまいます。
さかなクンが好きなものにとことん向き合えるのは、お母さんの根気や包容力・寛容さがあったからでしょうね。
さかなのこ名言7選!


育児に行き詰まっている時に、きっと背中を押してくれると思います。
毎日のように夕食にはタコをおねだりするようになったさかなクンに。
「マー坊はタコが好きなんだね」と一言。
水族館で1日中タコばかり眺めているさかなクンに。
「へえ、タコって面白いんだねぇ。お母さんもどんどんタコが好きになってきたよ。」
「お母さん、いま大和にいったらね、柳川さんの水槽の中にウマヅラハギちゃんがいたんだよ!いいなあいいなあ。」この言葉を聞き、母は夕飯の支度を中断←もうこの時点ですごい。。。
「じゃあいってみようか」
なんでも好きなようにしていたわけでなく、魚を買うのは夕飯で家族のお腹に入るものであること。自分の好きで欲しいものに関しては。
「貯金して買いなさい」
毎年、家庭訪問で「、授業中も魚の絵を描いてばかりで、授業に全く集中していない。もう少し、学校の勉強もきちんとやるように家庭でもご指導できないか。」と先生に言われて。
「あの子は魚が好きで、絵を描くことが大好きなんです。だからそれでいいんです。」
「今のままでは授業にまったくついていけていません。今後困るのはお子さんなんですよ」
「成績が優秀な子がいればそうでもない子もいて、だからいいんじゃないですか。みんながみんないっしょだったら先生、ロボットになっちゃいますよ」
「では、絵の才能を伸ばすために絵の先生をつけて勉強をさせてあげたらいかがですか。」
「そうすると、絵の先生とおなじ絵になってしまいますでしょ。あの子には、自分の好きなように描いてもらいたいんです。今だって、誰にも習わずに自分であれだけのものを描いています。それでいいんです。」
通知表は毎度、「2」がズラリと並んでいる状態で、父親に怒鳴られた時には。
「だいじょうぶよ。何があったって命がとられるわけじゃないんだから。」



さかなクンの個性や能力に圧倒的な信頼があったのでしょうね。
だからこそ、先生の言葉に揺らぐことなく”これでいい””この子らしくていい”と言いきれたのだと思います。
ちょっとでもお子さんが夢中になっている姿を見たら、どうか「やめなさい」とすぐに否定せず「そんなに面白いの?教えて」ときいてみてあげてください。きっとお子さんは喜んで話をしてくれるはずです。その小さな芽が、もしかしたら将来とんでもなく大きな木に育つかもしれません。
うちの子は、動物→魚→新幹線→ポケモン→恐竜。。。と好きなものがコロコロが変わっていますが、基本的に生物が好きで、動物園や水族館が大好き!
そして、古代の生き物にも興味があり、博物館に連れて行くと大喜びで化石や発掘道具をキラキラの目で見ています。
子どもがキラキラした目で好きなものを見ている時の顔って、ずーーーっと眺めていられるんですよね。
私も、子どもの無限の可能性や能力を信じ、好きなものを応援できる母親でありたいと思います!
まとめ
さかなクンのお母さんの名言についてまとめてみました。
このお母さんだからこそ、今のさかなクンがいる!と思いますね。
我が子の個性や良さ・魅力、得意や好きなどを知り、何に夢中かどんなことに目が輝くのか、そういう視点で子育てをすると毎日が発見の連続で楽しくなりそうです!


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